2024.05.16
2024年5月14日市内ゲストハウスアーバンにおいて(一社)宮城県経営者協会気仙沼・本吉支部との対話懇談会を、経営者協会支部側から、熊谷敬一郎支部長ほか8名、地協側からは役員6名の出席で開催し、連合気仙沼地協として@賃金の引上げ・底上げ、格差是正A労働者の立場に立った働き方の見直しB雇用確保などを重点とした「労働環境改善等に係る要請書」を提出しました。
連合側より「物価高騰や円安の影響に賃上げが追い付いていない。 生活していく上で最低限必要とされる月収19万円を、1日8時間の月20日勤務で確保するためには、 全労働者の賃金を時給1,200円以上とすることが必要である」などと求めたのに対し、経営者協会側からは、「要請内容については、もっともな指摘」と理解が示され、同時に「経営者側としても、人員不足、後継者問題やいわゆる2024年問題等、課題は多いが、地元経営者に課せられる責任として、労働者の皆さんが安全、安心に働ける労働条件の整備、個々は勿論、経営者協会として、気仙沼地域の経済界全体、労使双方で知恵を出し合っていきたい」と述べられました。
続いて、各企業、職場での取り組みや課題について意見交換し、双方の課題について認識を深める貴重な機会となりました。