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活動報告

2022.03.30

連合宮城2022春季生活闘争「2022すべての働く者の底上げ集会」を開催!

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 連合宮城は、4月以降に本格的な山場を迎える中小企業や地場産業に働く労働者・組織などの支援と世論喚起、すべての働く者の賃金の「底上げ」「底支え」「格差是正」および「すべての労働者の立場にたった働き方」の同時実現を目的に、下記のとおり「2022すべての働く者の底上げ集会」を開催した。また、例年屋外で開催している集会については、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、屋内へと開催形態を変更し、感染防止対策を徹底した。
 
             記

○開催日時  2022年3月23日(水)16時00分〜17時30分
○開催場所  ハーネル仙台 2階「松島」(最大収容人数255名)
○開催内容  【第1部】(学習会)
       (1)主催者あいさつ  連合宮城 大黒会長
       (2)基調講演(ZOOM接続)
         テーマ:地域ミニマム運動(賃金実態調査)の活用について
           (連合 総合政策推進局 労働条件局 長江 彰 部長)
       (3)閉会
       【第2部】(すべての働く者の底上げ集会)
       (1)開会       連合宮城 鈴木副会長
       (2)主催者あいさつ  連合宮城 大黒会長
       (3)情勢報告     連合宮城 星事務局長
       (4)リレートーク
         ・〈妥結組織〉齊藤 勝也 氏(電力総連)
         ・〈妥結組織〉新関 直人 氏(UAゼンセン)
         ・佐野  研 氏(JAM)
         ・齋藤 和彦 氏(運輸労連)
       (5)集会アピール採択 連合宮城女性委員会 宮川副委員長
       (6)閉会
       (7)団結ガンバロウ

○参加人数  約70名※収容率約27%
       (例年は屋外のため、集会の参加者数は約300名程度)
 
 第1部の学習会では、連合総合政策推進局労働条件局の長江部長を講師に招き、「地域ミニマム運動(賃金実態調査)の活用について」と題し、目的や概要、活用術について説明があった。最後は実際に分析システムのデモンストレーションを行うとともに、本運動への参加協力を受けた。
 第2部の冒頭では、主催者を代表し大黒会長は、「90年代初頭より個人消費が低迷している。企業のトップリーダーへのアンケートでは、経済回復として『個人消費の拡大』が必要と回答している。日本は99.6%が中小企業であり、また働く者の7割が中小企業に務めており、その層の賃上げを行わないと底上げにつながらない。コロナ禍によりK字型経済と言われている中ではあるが、各々が最大限の賃上げに取り組み、賃上げの流れを継続させていきたい」と述べた。
 つづいて星事務局長より、3/18現在の連合の集計結果や情勢について報告を受けるとともに、既に妥結した組織(電力総連・UAゼンセン)からの今次交渉の経過や、これから本格的なヤマ場を迎える組織(JAM・運輸労連)からの取り巻く情勢、交渉状況についてリレートークを行った。
 また最後には、本集会におけるアピール(案)を満場の拍手で確認するとともに、大黒会長の発声のもと「団結ガンバロウ」により締めくくった。(参加者は発声せず)

関連資料

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