ブックタイトル連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡

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概要

連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡

[2]仙南地域での活動側溝の泥出しの側溝上げは、“どぶ太郎君(側溝を上げる機材)”が大活躍した仙南地域では、亘理町、名取市が活動の中心となりました。亘理町では、5~6月(5月11日~6月10日)の期間で、一本松・逢隈高屋・長瀞・長瀞新海岸・長瀞浜・吉田・吉田小橋・浜吉田・浜吉田東・荒浜地区で個人宅敷地清掃、側溝清掃などを行いました。また名取市では、亘理町に続いて6月中旬(6月16日・17日)に小塚原西中塚でカーネーションハウスの清掃を行いました。仙南地域2市2町(名取市、岩沼市、亘理町、山元町)の中では、港町があった名取市、港がなく海水浴場のような砂浜が広がっていた亘理町、山元町など、地理的な違いによって被災状況も違っていました。そのため、被害状況があまりクローズアップされず、捜索、救助活動にも時間がかかっていました。加えて、数十名のボランティアを受け入れる場所もなかなか見つかりませんでした。その中でボランティア受入に至ったのが、亘理町だったのです。また名取市の小塚原のカーネーション名取地区作業を安全に見守る連合、連合宮城STAFF岡田地区側溝泥出し作業名取地区カーネーションハウス内でのボランティア活動の様子80東日本大震災復興の活動記録