ブックタイトル連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡

ページ
56/140

このページは 連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡 の電子ブックに掲載されている56ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡

[4]3月23日、宮城県災害ボランティアセンター支援連絡会議で意見交換3月2 3日、1 8時より連合宮城を含めた団体(宮城県、県社協、全社協、北海道・東北ブロック社協、近畿ブロック社協、中国・四国ブロック社協、東京都社協VC、災害ボランティア活動支援プロジェクト、ジャパンプラットフォーム、S n o w P e a k、全国大学生協連、防災科学技術研究所、日本赤十字社宮城県支部、みやぎ生協、連合宮城、日本青年会議所、せんだい・みやぎNPOセンター、杜の伝言板ゆるる、ルーテル教会救援ボランティア他)による「宮城県災害ボランティアセンター支援連絡会議」(以下「VC支援連絡会」と略称)が開催されました。連合宮城からは佐藤事務局長、櫻井副事務局長が参加。連合を通して全国規模で自己完結型のボランティア派遣の予定があり、受入体制について相談したいと報告し、県からは現段階ではボランティアセンター全体として要請できる状態にはないが、近々、体制を確立し、個別の調整をすることとしたいとの回答を受けました。連合宮城では、翌24日の第3回対策本部会議においてこの結果を報告し、櫻井副事務局長を県VCとの調整担当としてVC支援連絡会との個別調整を進め、受入計画の立案を行うこととしました。[5]3月29日、連合ボランティア派遣受入案決定この前後には、3月22日の第30回臨時四役会議、3月29日の第31回臨時四役会議においてボランティア受入に関する議論を深めました。そして2 3日、2 4日、2 5日、2 8日と連合宮城対策本部会議の中で、その具体化を進めたのです。この間、並行して、連合本部では3月2 5日にボランティア派遣の構成組織担当者会議、2 8日に地方ブロック連絡会議が開かれ、構成組織、地方連合会との間での意思疎通、連携が図られました。■ボランティア受入に関する検討経緯3月22日、第30回臨時四役会議(出席者:山崎・及川・米澤・小田島・野中・佐藤・冨田・櫻井・山田)3月23日、第3回連合宮城対策本部打ち合せ3月24日、第4回連合宮城対策本部打ち合せ3月25日、第5回連合宮城対策本部打ち合せ第6回連合宮城対策本部打ち合せ3月28日、第7回連合宮城対策本部打ち合せ3月29日、第31回臨時四役会議(出席者:山崎・及川・米澤・小田島・野中・佐藤・冨田・櫻井・山田)これにより、宮城県における連合ボランティア派遣チームの活動スキームが固まり、連合宮城対策本部のもと、ベースキャンプとしては「仙台ベースキャンプ本陣」を、地域拠点としては「石巻地域+仙台近郊地域」、「気仙沼地域」「一関地区ミニベースキャンプ」を設置することとなりました。ベースキャンプ(以下「BC」と略称)とは、東日本大震災では津波被害により沿岸部市町村の大半が流され、活動拠点を確保する見通しが立たなかったことから、アクセス可能な近辺市町村に拠点を構築したものです。その後の活動を進める中で、「仙台BC」「美里BC」「姫乃屋BC~千厩BC」へとまとまっていきました。そして3月29日、第31回臨時四役会議で「連合ボランティア宮城県派遣の受入について(案)」の具体的な内容を、作業内容、行動日程等細部にわたって以下のとおり決定。その後に開いた専従者・地協事務局長会議で内容を確認すると同時に、連合ボランティア担当者を常駐とすることを決定しました。54東日本大震災復興の活動記録