ブックタイトル連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡
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連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡
[3]3月22日・23日、ボランティア受入について連合との打ち合せ連合宮城では、3月18日の連合宮城災害対策会議において義援金、各団体連携などの議事と合わせてボランティアへの対応を論議しました。そして3月19日、連合から南雲事務局長一行が来局し、連合から宮城県への支援金(愛のカンパ)1,000万円が手渡された折り、連合宮城としては、拠点、食事、宿泊、輸送手段等を確保することが困難であり、3月中にボランティアを受け入れることは難しいことを説明し、4~5月にボランティアを受け入れること、そのためにボランティアセンターに設置する器材の整備に協力して欲しいことなどを要請しました。これを受けて、連合からは連合・災害対策救援本部の林・西巻両氏が先遣隊として来仙。3月22日・2 3日に連合宮城との間で「現地対策本部打ち合せ」を開き、ボランティア受入についての具体的検討を行い、2 3日18時より宮城県災害V Cも参加しての宮城県災害ボランティアセンター支援連絡会議の開催へと進みました。2回の打ち合せの内容は、以下にまとめたとおりです。第1回目には、カンパ・ボランティア担当に櫻井副事務局長、救援物資関係担当に冨田副事務局長、連絡・調整担当に山田副事務局長を配置すること、仙台市内にベースキャンプを置き、石巻と気仙沼に地域拠点を置くことなど、ボランティア活動を進めていく上で不可欠の具体的内容を協議、検討。第2回目では、連合からの常駐者派遣やボランティアの移動手段等について協議、検討していきました。仙台拠点としては、自治労会館は行政支援(罹災証明等)のボランティアが全国展開される予定であることから使用が難しく、宮城交通労働組合会館への宿泊、ハーネル仙台での食事、打ち合せが適切であること、気仙沼拠点としては奥州市衣川の民宿姫乃屋を確保したこと、石巻拠点としては美里町南郷のどたばた村や松島町のパレス松洲などを候補としていることなども話題になりました。第1回現地対策本部打合せ50東日本大震災復興の活動記録