ブックタイトル連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡

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概要

連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡

第2節ボランティア活動への取り組み[1]3月17日、宮城県災害ボランティアセンターとの意見交換宮城県では、大規模災害時の混乱に対応するため、ボランティア団体等の活動を積極的に支援していくことを目指し、民間団体等と行政機関との間でボランティアの受入や登録等に関する2つの組織による機能分担を定めていました。一つは市町村社会福祉協議会と市町村によりボランティア活動を支援・調整する「市町村災害ボランティアセンター」(以下「市町村災害VC」と略称)であり、もう一つは宮城県社会福祉協議会、みやぎ災害救援ボランティアセンター及び宮城県で構成する「宮城県ボランティアセンター」(以下、「宮城県災害VC」と略称)です。宮城県災害VCは、市町村災害VCの体制整備及び運営支援、市町村間のボランティアの調整、全国の支援機関・団体等への支援要請、情報発信などを担うものです。本部事務所として計画されていた場所が地震被害で使えなくなったため、3月1 2日には大和町(船形コロニー)に場所を見つけてセンターが立ち上げられました。1 3日には宮城県社会福祉会館1階へ移り、さらに3月29日には計画本来の宮城県自治会館2Fへと移り、参加団体の強みを生かして運営する協働型災害ボランティアセンターとして活動が進められました。協働型災害VCは「みやぎ~絆~smile」と名づけられ、図のような組織となりました。参加団体にデスクを割り当て、定例で朝・夕にミーティングを行い、参加団体の意思疎通・情報共有を円滑にする体制づくりが進められ、連合宮城もその一員となりました。■協働型災害ボランティアセンターの協働団体一覧(五十音順)みやぎ~絆~smileJAMICSnow Peak災害ボランティア活動支援プロジェクト会議ジャパンプラットフォーム全国大学生協連全国社会福祉協議会(近畿、中国・四国ブロック)せんだい・みやぎNPOセンター東京都社会福祉協議会日本赤十字社宮城支部防災科学技術研究所ボランティアインフォ宮城県宮城県企業人材支援協同組合宮城県社会福祉協議会宮城県民生委員児童委員協議会みやぎ災害救援ボランティアセンターみやぎ生協杜の伝言板ゆるる山形県社会福祉協議会ルーテル教会救援ボランティア連合宮城このような経緯の中、連合宮城は、3月17日には宮城県災害VCとの意見交換を行いました。連合宮城からは山崎会長、佐藤事務局長が出席し、連合にボランティア派遣の強い意向があることを伝え、具体的な活動への準備に着手しました。48東日本大震災復興の活動記録