ブックタイトル連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡

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概要

連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡

[4]連合宮城からのメッセージ3月18日には、連合宮城会長名で以下のようなメッセージを発表しました。東北地方太平洋沖地震におけるメッセージ日本労働組合総連合会宮城県連合会(連合宮城)会長山崎透3月11日午後2時46分頃、三陸沖を震源とする大地震が発生した。マグニチュード9.0という国内観測史上最大規模の巨大地震であり、宮城県北部で震度7、仙台市内でも震度6を記録するなど、宮城県はもとより東北・関東各県でも大きな揺れを記録した。さらには、地震発生直後から、東北・関東地方の太平洋側に、かつてない記録的な大津波が広範囲に到達し、宮城・岩手・福島など沿岸地域に甚大な被害をもたらしている。連合宮城は、この未曾有の災害で人命を奪われた犠牲者に、心からの哀悼の意を表する。そして、この大地震・津波で被災されたすべての被災者に心からのお見舞いを申し上げる。多くの家屋や住居が失われ、ライフラインの断絶ともあわせて避難所での生活を余儀なくされている被災者への支援を急ぐとともに、多くの行方不明者について一刻も早い救援活動が行われることを期待したい。連合宮城は、政府と与野党が、史上まれに見る自然災害に対して、救援・復旧対策を最優先に、大局的な観点から協力して進めるよう、連合本部を通じて要請をするとともに、宮城県や各市町村、関係組織やNPO団体などと協力し、この災害に立ち向かう。連合宮城は、構成する組織の組合員・家族の生命と財産を守ることのみならず、労働運動の社会的使命として、隣県を含む被災にあわれた方々全ての救援と地域の復旧に組織の全力をあげて取り組んでいく。そのため、連合宮城に設置した「連合宮城・災害救援対策本部」を中心に構成組織・地域協議会と連携して情報収集をはかり、必要な取り組みを実行する。「国難」ともいえる事態である今こそ、連合宮城の社会的使命を意識しつつ、連帯と支え合いの精神で、一致結束して救援・復旧活動に取り組むことを決意し、行動を呼びかけるものである。44東日本大震災復興の活動記録