ブックタイトル連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡

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概要

連合宮城 2011.3.11 東日本大震災 災害救護ボランティア 受入の軌跡

えました。当日、デンコードーユニオンの委員長は、バス停に並んだ人の中にその浴衣を着て花火に行こうとしている人を見て、嬉しくて嬉しくて涙が出たそうです。気仙沼市では、イオンが中心になって引き受けてくれて、8 0 0着くらいを送りました。第2章各地で浴衣贈呈復旧・復興への取り組み第9節連合災害ボランティア受入の収束へ[1]8月・9月の対応について話し合い[2]9月23日、第23クルーの解団式、そしてBC撤収へ約3ヵ月を経て、7月に入った12日、宮城県VCとの打ち合せにおいて、●気仙沼市、石巻市、東松島市のVCで、ボランティアへの最終ニーズを調査中である●ボランティアはお盆あるいは8月末で終了し、9月の派遣は考えないでほしい●見た目は片づいていないが、ボランティアより雇用対策で対応したい●ボランティアは仮設住宅での高齢者の話相手などの活動に移行することが考えられる●仮設住宅が整ってくる2ヵ月後くらいに炊き出し等のイベント対応も検討してほしいといった要望が出されました。これらの動きを受け、7月18日、連合宮城事務局のボランティア打ち合せでは、気仙沼市、石巻市、東松島市のVCでの活動は仮設住宅での対応に移行したい方向を確認。19日の第38回四役会議において、8~9月のボランティア活動に対するV Cの方針を把握し、見極めていくことを話し合いました。VCの方針に従い、新千厩BCは9月2日の第2 0クルー解団により活動が終了となりました。加えて、9月2 3日には、仙台BC、美里BCが第2 3クルーでボランティア活動終了となりました。仙台BC、美里BCでは解団式を終えた後、皆に送られて連合ボランティアが帰京しました。同時に、解団と並行して23日からBCの撤収作業も始まりました。設備、備品を片づけ、施設を原状に戻し、2 4日に新千厩BC、2 5日に美里BCの撤収を終了し、10月1日には仙台BCの撤収を完了しました。10月6日・7日には、連合第12回定期大会で来日していた海外来賓が被災地視察に訪れたのを案内し、奥山仙台市長を表敬訪問して懇談するなどして落ち着きました。103